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5/25 2018

スズメ社鳥 チュン闘記!

2チュンめ きっと巣箱

株式会社 鳥のスズメ社鳥(しゃちょう)です。
弊社は野鳥たちの「野生」な魅力を楽しく紹介すべく、製品やワークショップ、バードウォッチングのガイドなど様々な形でとり組んでいます。
 
「あの子のこと、気がつくと目で追ってしまう。」
「声を聞くだけで気持ちがアガる。」
 
はい。もちろん野鳥の話です。
まずはこんな風に淡い興味を持ってもらえたらと妄想しつつ、活動しとります。
さてさて「チュン闘記!」第2回は、福島出鳥(出張)です!
 
ゴールデンウィークの5月5日、子どもの日は福島県立美術館にて「バードウォッチング&巣箱をつくろう!」という1日ワークショップを開催しとりました。
観察をした上で工作をする。というのが弊社のオススメするところです。
 
福島県立美術館は福島市のシンボルであり、憩いの場として親しまれている「信夫山」(しのぶやま)の麓にあります。図書館も併設されたとても大きな建物なのですが、背中に山を背負ったような立地から、圧迫感はなく自然と一体という印象です。山から敷地まで続くように雑木林のエリアもつくられていて、野鳥たちとの距離をぐっと近くに感じます。

信夫山を背負った福島県立美術館

今回つくる巣箱はシジュウカラ用のものです。じつは福島市の鳥に制定されているシジュウカラ。まずは屋内で彼らの一年のサイクルを紹介します。いつ頃から子育ての準備ははじまっているのか? そもそもなぜ、春に子育てをするのか? 街なかにいるけれど自然の変化を感じとりながら生きている「野生動物」だと気づいてもらいます!
※巣箱かけのベストシーズンは冬。今からかけても入らないかもという注意事項も伝えています。

屋内で野鳥たちの一年を説明

そして芝生あり、池あり、雑木林ありの庭園でバードウォッチングへ。
早速「ツピツピツピ」とシジュウカラがさえずりとともに姿を現してくれました。高い木の枝先で鳴いている様子をみて「初めて見た!」という子も。その後はみんな「また鳴いてる!」と笑顔。普段、聞き逃している声も一度気がつくと、不思議と聞こえるようになります。まさに「耳が啓く」という感じですね!

早速シジュウカラを発見

雑木林のエリアに近づくと、短い前奏の後に早口で繰り返す高い声。キビタキのさえずりです。残念ながら姿は見れませんでしたが、福島県の鳥としてキャラクターにもなっているキビタキが意外に身近にいることを知って、皆さんとっても笑顔になってくれました。

庭園の雑木林でキビタキの声

午後からは弊社の巣箱キット「きっと巣箱」を組み立てていきます!
きっと入りますように。という願いを込めました。この巣箱は、長野のセツ木工所さんにお願いしたオリジナル製品で、雪国生まれな片屋根デザインです。今回はシジュウカラのために穴の直径が28mmになっています。30mmになるとスズメも入るようになり、シジュウカラを追い出してしまうこともあると言われています。思ったよりも小さな穴なので、みんなほんとに入れるのか心配な様子。実際にスズメの剥製をつかって、頭が入れば鳥は案外狭いところまで入れるんだよ、と実演も交えます。

スズメ先生こと、剥製が活躍

金づち自体を持ったのが初めて!という子もいましたが、形になっていきます。写真を見せながらシジュウカラが、ヒナのためにどのくらいふかふかの巣を中に作るか想像してもらいます。

目印にそって釘をトンテンカンテン

組み上がったらデコレーションタイムです。子どもたちもいきいきしていますね。庭園で拾ってきた葉っぱを瓦のように敷いてみたり、絵の具で塗ってみたり。この際も、出入りするところは狭くしないほうが入りやすいかな?などシジュウカラがどうしたら使いやすいのか、考えてもらいます。

自分なりのシジュウカラの巣箱に

最後は、再び庭園へ。巣箱をかける時のポイントを解説します。「野生」は危険がいっぱい。だから穴からの見通しがよくなるように設置する。などなど。みんな1日のワークショップを通して、シジュウカラにぐっと興味を持ってくれたと思います。
「本当に入るかな?」と笑っていた女の子が印象的でした。

みんなと巣箱で記念写真

じつは福島市内では「TUPI」(ツピ)という名前のプロジェクトがはじまっています。ある通りの街路樹へ、市の鳥であるシジュウカラのための巣箱をかけていくものです。弊社も立ち上げからお手伝いしており、つい先日、実際に入居し始めたとか!嬉しいですね。作家さんやデザイナーさんが作った個性豊かな巣箱いっぱいです。ぜひぜひ覗いてみてください。
 
以下、株式会社鳥 直近の活動のご紹介です。
 
・6月2日(土)
東京都国分寺市、634展示室にて、肩チュンbirdづくりワークショップ
 
・6月17、18日(日、月)
長野県諏訪市、ReBuilding Center JAPANにて、肩チュンbirdづくりワークショップ
 
・6月30日、7月1日(土、日)
栃木県足利市、mother toolにて、肩チュンbirdづくりワークショップ
 
・7月7日(土)
東京都品川区、(公財)日本野鳥の会バードショップにて、肩チュンbirdづくりワークショップ
 
・7月14日(土)
東京都中央区、STAND GINZA / 80でのイベント出店
 
・7月21、22日(土、日)
長野県大町市、木崎湖キャンプ場でのイベント「ALPUS BOOK CAMP」出店
 
 
などなど。
 
詳しくは、株式会社鳥のWebサイト、もしくはSNSをご確認ください!

Author Profile

スズメ社鳥

「とりいれよう。暮らしに鳥を。こころに鳥を」がキャッチコピー。野鳥に興味を持つ人が増えてほしい!という思いから2010年、同社を設立。東京と愛知を拠点に活動中です。観察と工作を組み合わせたワークショップや商品企画をおこなっとります。元(公財)日本の野鳥の会レンジャー。
株式会社 鳥 ホームページ:https://tori.co.jp
Twitter:@TORI_CO_JP
Instagram:@tori.co.jp
Facebook:@tori.co.jp

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